診療科のご案内

消化器外科・一般外科

十二指腸

十二指腸は胃に続き小腸(空腸)までの間の消化管です。十二指腸に発生する病気は炎症、潰瘍、腫瘍があり、これは胃と同様です。しかしがんの発生は胃よりも少なくまれとされています。消化器外科で治療の対象となるのは、十二指腸潰瘍の中で穿孔、狭窄、出血の制御不能の場合で、胃潰瘍の手術適応とほぼ同じです。十二指腸がんは切除可能であれば膵頭十二指腸切除術という手術を行います。膵頭十二指腸切除術については肝胆膵の項で詳しく述べます。またVater乳頭部という十二指腸の胆汁が排出される部位の近くに、憩室という十二指腸壁が突出した傍乳頭憩室という病気があります。ごくまれですがこの憩室が胆汁の流れを圧迫し総胆管狭窄という胆汁のうっ滞を引き起こすLemmel症候群という病気があり、これは手術の対象となります。