お知らせ

2020.08.06

シャント外来開設のお知らせ(透析センター)

シャント血管の重要性

人工透析は、人工腎臓と呼ばれる透析器(ダイアライザー)に一定量の血液を送り、血液中にある老廃物や余分な水分を除去し、血液をきれいにして体内に戻す治療法です。このため、透析を受ける患者様にとって、大量の血液を抜き出し、きれいになった血液を戻すための「シャント血管」がとても大切です。
しかし、シャント血管はそれぞれ個性があり、長い間変わりなく使えるものばかりではなく、すぐに狭くなるもの、石灰化がつよいものや、深い場所を流れているものなど一つとして同じものはありません。順調に人工透析を続けるために、シャント血管の管理は大変重要です。少しでも血管の調子が悪いと、何度も針を刺しなおす場合や、十分は透析ができない場合があるからです。
そこで今回、当院では、2020年8月から外来診察室で、血管の診察を行う事となりました。

診療内容

1.診察・血管エコー

シャント外来では、診察と血管エコー検査が行われます。
当院入院透析患者様は全員に対して、外来透析患者様は誕生月の定期診察に加え、透析時に血管に不調があった時にいつでも診察を受けることができます。

2.シャント血管拡張術(カテーテル手術)

血管エコーで、狭窄(血管が狭くなる)が明らかになった時は、レントゲンを用いながら血管拡張術(風船で内側から血管を広げる)が行われます。日帰りの治療が可能ですが、入院治療も可能です。

3.シャント外科手術

シャント血管の狭窄が強く、シャント血管拡張術(カテーテル手術)では、治療が難しい場合には、相談の上、入院しシャント血管手術を行っております。

4.カフ型カテーテル留置

血管の手術が難しい場合は、永久留置型の透析用カテーテルの留置手術も行っております。さらに本カテーテルが閉塞、感染した場合の入れ替え手術も行っております。

シャント外来

毎週月曜日午後:担当医:吉田雅博(透析センター長)
これまでは、当院通院・入院患者様のみでしたが、今後、他院で透析を受けている患者様のシャント血管の診察治療も順次開始する予定です。

シャント血管拡張術(カテーテル手術)、シャント外科手術

担当医:吉田雅博(透析センター長)、河野孝史(非常勤)、高江久仁(非常勤)

当院では、このように、ていねいな血管の診察と治療を行いながら、きめ細やかな維持透析を受けることができます。
当院での透析を希望される患者様は是非ご覧ください。

透析のお申し込み

国際医療福祉大学市川病院 医療連携室(047-375-1128)までご連絡をお願い申し上げます。

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