2023.12.18
消化器内科部長の鈴木翔医学部教授が台湾の学会で内視鏡手術を指導しました
消化器内科部長の鈴木翔医学部教授が、11月26-27日に、台湾の中国医薬大学付属病院で開催されたInternational Colorectal Surgery Forum 2023ならびに馬偕医院 のEndoscopy Workshopに招かれ、内視鏡手術のライブデモンストレーションと技術指導を行いました。
これらの学会はどちらも大腸疾患をテーマにしており、International Colorectal Surgery Forumでは鈴木教授が早期大腸癌の内視鏡的粘膜下層剝離術(Endoscopic Submucosal Dissection: ESD)を行い、その模様が会場にライブ中継されました。参加者から鈴木教授の高い技術に多くの関心と質問が寄せられ、手術後には活発な議論が行われました。
また、馬偕医院では大腸腫瘍のESDを行うとともに、最新の内視鏡診断法について講演しました。ここでも多くの質疑応答がなされ、台湾での内視鏡手術レベルの向上に貢献する機会となりました。馬偕医院で内視鏡診療の責任者を務める陳医師と謝医師から、鈴木教授の学会支援と指導に対して感謝と賞賛がおくられました。
International Colorectal Surgery Forum 2023会場
鈴木教授による手術の模様がライブ中継された
鈴木教授による手術の模様がライブ中継された
馬偕医院で大腸腫瘍ESDの実技を披露する鈴木教授(中央)
当院の内視鏡検査・手術は国際的にも高い評価を得ています。今後も国内外の学会に積極的に参加し技術の向上に努め、内視鏡診療のさらなる拡充を目指します。
※2024年1月20日の第94回けんこう教室は、消化器内科部長の鈴木教授を講師に迎え「胃・大腸カメラによる検査の上手な受け方」と題して開催されます。(参加申し込み受付中)