運営理念・ご挨拶
運営理念
国際医療福祉大学市川病院では5つの理念を掲げ、スタッフ一同真心をこめて、患者様本位の医療と温かみのあるサービスをご提供いたします。
- 1.良質な医療をご提供いたします
- 質の保証は医療において欠くべからざる要素です。
当院では常に最高水準の医療をご提供するよう努力いたします。 - 2.患者様の権利を尊重いたします
- 当院は患者様の尊厳とプライバシーを尊重いたします。
また、患者様の個人情報を厳守いたします。 - 3.患者様に十分なご説明をいたします
- 患者様の健康状態についてできるだけわかりやすく十分な説明を行い、納得のいく治療を受けていただけるよう努力いたします。
- 4.患者様の選択の自由を尊重いたします
- 患者様の自己決定権を尊重いたします。十分な情報、知識をご提供し、患者様が保健サービスに関する選択を自由に行えるよう努力いたします。
- 5.患者様の生活をお守りいたします
- 安心して治療に専念していただけるようアメニティに配慮し、静かで快適な環境をご用意いたします。
理事長ご挨拶
学校法人 国際医療福祉大学 理事長
高木 邦格

2017年4月、国際医療福祉大学が成田キャンパスに医学部を新設したことを契機に、これまで「化研病院」として親しまれてまいりました公益財団法人 化学療法研究所附属病院は、同年9月に国際医療福祉大学の5つ目となる附属病院「国際医療福祉大学市川病院」として生まれ変わりました。
2005年当院は、長く地域医療に貢献してまいりました60有余年の病院の伝統を継承し、新たに大学の関連施設として、学生の教育と研究に協力・連携することを目的とした、国際医療福祉大学の「臨床医学研究センター」として役割を担うこととなりました。
2013年には、医療機関としては数少ない公益財団法人の認定を受け、その後も引き続き地域医療に貢献し、医療福祉専門職の養成に努めてまいりました。
今後は大学の附属病院として、専門性の高い診療はもとより、医師や医療福祉専門職の教育および先進医療に対する研究機能を加え、グループ内の関連施設とも連携しながら、高度で質の高い医療と快適な療養環境の整備に努めてまいります。
今後も、各方面のご協力を賜りながら、これまでの伝統と本学の特色を融合させた病院として、より一層地域の皆様に信頼され安心してご利用いただける医療機関をめざし、尽力してまいる所存です。引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
学長ご挨拶
国際医療福祉大学 学長
鈴木 康裕

国際医療福祉大学は、医療福祉の専門職育成と地位向上をめざし、1995年に開学した日本初の医療福祉の総合大学です。栃木県大田原市、本県成田市、東京都港区、神奈川県小田原市、福岡県大川市の5キャンパスに10学部25学科を備え、大学院まで含め約1万人余の学生が学んでおります。
国際医療福祉大学市川病院は、2017年4月に成田キャンパスに医学部を新設したことをきっかけに、本学5番目の附属病院となりました。医学部では医師を養成する部門も備わり、世界水準を超える革新的なカリキュラムのもと、国内外の臨床現場で「チーム医療・チームケア」に貢献できる、高い総合的診療能力と国際性を兼ね備えた医師の育成をめざしております。
2020年3月に完成した国際医療福祉大学成田病院(642床)は、医学部の本院となる病院です。大学の医学部と連携して、国内はもちろん、海外からの患者様にも先進医療をご提供する国際的な拠点病院をめざしております。
医学部新設以降も、2018年に「赤坂心理・医療福祉マネジメント学部」、2021年には成田キャンパスに「臨床工学特別専攻科」を新設するなど、医療に対する社会的ニーズに応える人材の育成と教育を展開しております。
国際医療福祉大学市川病院が今後、国内外で活躍しようという情熱と意欲を持った医学部をはじめとする学生たちの実習施設として機能を強化することが、併せて地域の皆様に質の高い医療をご提供することにつながるものと存じます。グループ内の関連施設との連携のもと、地域の皆様に質の高い医療をご提供したいと考えております。今後とも、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
病院長ご挨拶
国際医療福祉大学市川病院 病院長
須田 康文

2025年3月1日に病院長に就任いたしました。新たな地で医療に貢献できることに感謝するとともに、病院長として責任の重さを感じております。患者様や地域の皆様との対話を大切にしてきた大谷俊郎前病院長の志をしっかりと継承し、良質な医療の提供に尽力してまいります。
当院は、2017年9月に国際医療福祉大学の附属病院として開院して以来、診療内容の充実とレベルアップに努め、2024年9月で8年目を迎えました。
外来診療では、多様な患者様の症状にあわせて専門的な診療を行っています。近年は消化器内科・外科、糖尿病・代謝・内分泌内科、皮膚科、腎泌尿器外科に常勤医師を増員し、内視鏡検査、内視鏡手術、外来手術は充実した体制を整えております。今後も診療体制の強化と向上に努めてまいります。さらに、訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションなどの取り組みに加え、地域の特定健診やがん検診、人間ドック、脳ドックなども実施し、地域医療へ積極的に協力してまいります。
260床の入院病床の内訳としては、急性期病棟128床、回復期リハビリテーション病棟43床、医療型療養病棟44床を有し、さらには千葉県下で最大ベッド数を誇る結核病棟45床を備えています。2020年には、新たに神経難病センターを開設いたしました。地域医療という視点から、近隣の医療施設や開業医の先生方と緊密に連携し、症例検討会、オンライン地域連携会議、感染対策会議に参加するなど、地域医療連携の充実を図っています。地域住民の皆様に向けては、けんこう教室やオンラインでのけんこう講座を毎月開催し、医療情報の発信を行っております。
当院は診療機関としての役割はもちろん、大学附属病院として医師や看護師、医療福祉専門職の教育・研究分野においても、国際医療福祉大学医学部をはじめ、国際医療福祉大学成田病院やグループ関連施設と連携し、日本国内にとどまらず、世界に向けて医療情報を発信していきたいと考えています。
また、「お一人おひとりの患者様を大切にし、その方にとっての生活の質を向上させる」という病院としての基本的な使命を忘れずに、かかりつけ医のような大学病院をめざして職員一同尽力していく所存です。
何卒、一層のご指導とご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
前国際医療福祉大学塩谷病院病院長、元国際医療福祉大学三田病院整形外科部長、元慶應義塾大学病院整形外科診療科副部長、元慶應義塾大学医学部専任講師
日本整形外科学会認定整形外科専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、Best Doctors in Japan(2018~2025)