臨床実習に関するご協力のお願い
患者様へ
当院では、国内外の患者様に対応できる質の高い医療とサービスの提供をめざし、日々高度かつ先進的な診断・治療に努めておりますが、同時に、そのような医療を習得し患者様に奉仕する次代の医療人の育成も我々の使命であると同時に責務でもあると考えております。
患者様におかれましては日頃より医療職をめざす学生の臨床実習にご協力いただいておりますが、この臨床実習は信頼のおける医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、診療放射線技師などの医療職をめざす学生を育て、そして、将来、患者様により良い医療を提供するために必要不可欠のものと考えております。
具体的には、経験あるそれぞれの分野の指導者のもとで見学したり、患者様にお話しを伺ったり、また、教育の必要に応じ、法律の範囲内で医療行為をさせて頂くこともございます。
もちろん、患者様の治療並びに安全性の確保が最優先であることに変わりはありません。
なお、一部の患者様には別途「診療参加型臨床実習に関するご説明とお願い」をお渡ししておりますが、これは医学部の学生の臨床実習に関するもので、ご協力いただける患者様には、同意書にご署名をお願いしております。ご同意されましても、いつでも同意の撤回は可能で、撤回なされても、診療上の不利益を被ることはございません。その点をご理解いただき、是非、ご協力いただきますようお願いします。
ご不明の点がございましたら、いつでも担当医や職員にお尋ねください。
2021年4月1日
国際医療福祉大学市川病院長 大谷 俊郎