診療科のご案内

人工透析センター(一般外科)

自然豊かな療養環境の中、ゆったりとした空間(178.43㎡)で細やかな医療をご提供します。

明るくゆったりとした透析室で治療を受けていただき、快適かつ有意義に過ごしていただけるよう、スタッフ一同努めています。また、腎不全に合併するさまざまな疾患におきましても、あわせて治療、ケアをいたします。

[透析病床22床]

人工透析センターの特長

快適な治療環境
ゆったりとした広さを持つ透析室には、ラウンジや個人用ロッカー、更衣室など各種設備を整えています。各ベッドでは液晶テレビ(無料)を配置している ほか、インターネットへのアクセスも可能です。
各診療科やリハビリテーション室と連携したチーム医療
臨床経験豊富な専門医をはじめ、看護師、臨床工学技士などの専門スタッフが診療に携わります。また、院内の各診療科や隣接するリハビリテーション室とも緊密に連携し、一丸となってチーム医療を行っています。さまざまな合併疾患における治療、ケアについても柔軟に対応いたします。
Ca・P管理に適した透析剤Ca2.75を採用
慢性腎臓病(CKD)は、血液のミネラル代謝(Caカルシウム・Pリンなど)や骨などにも異常を引き起こします。さらに、血管や軟部組織に(異所性)石灰化を引き起こし、生命予後に大きな影響を与えることが多く報告されています。この病態に対して、ガイドラインによるCa・P管理目標値が示されています。
病態はお一人おひとり異なっており、個別の病態にあわせてリン吸着剤や活性型ビタミンD製剤などの薬剤を調整し、治療する必要があることから、適正な薬剤調整、治療が行いやすいCa濃度2.75の透析製剤 (キンダリー4号)を使用しています。
一方、酢酸不耐症の患者様には、無酢酸透析剤(カーボスター)を採用するなど、柔軟に対応しています。
各種特殊血液浄化法に対応
状況に応じた各種治療法に対応しています。
・高コレステロール、閉塞性動脈硬化症(ASO)に対するLDL吸着療法
・透析アミロイド症に対する吸着カラム(リクセル)を用いた吸着療法
・潰瘍性大腸炎に対する治療としてLCAP(白血球除去療法)、GCAP顆粒球吸着療法
・敗血症に対するエンドトキシン吸着療法
・持続的血液ろ過透析/血漿交換
・腹水ろ過濃縮再静注法
フットケアの実践
血流の悪化からさまざまな足のトラブルが発生するのを防ぐため、透析中にフットケアを行い、病変の早期発見、予防と改善に努めています。

透析開始までの流れ(例)

見学や転院のご相談は「地域医療連携室」(047-375-1128(直))までご連絡ください。

  • 外来受診
    一般外来 ・他院からの紹介

  • 透析医との面談・施設見学
    身体障害等級・介護認定確認

  • 看護師などと相談しながら食事や日常生活全般の状況を確認し、診断内容を検討します。

  • 透析スタート

透析時間のご案内

透析時間 午前 午前

臨時透析について

当院では、外出先で透析が必要な方のために臨時透析の対応をしております。
詳細は、地域医療連携室までご連絡ください。
TEL: 047-375-1128(直通)

【必要な書類】
診療情報提供書
透析条件表
透析経過表

送迎について

市川市・松戸市などを中心に、ご自宅から当院までの送迎を行っております。(要相談・無料)

外部依頼検査後の透析対応

他院ご紹介による内視鏡検査施術後や造影検査後の透析対応を行っています。