糖尿病・代謝・内分泌内科

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こんにちは。第13回糖尿病リレーコラムを担当させていただくことになりました、臨床検査技師の須藤瞳と申します。
今回は、HbA1cの値から血糖値を求める計算式をご紹介したいと思います!

HbA1cとは血中のヘモグロビン(Hb)に
ブドウ糖がくっついたものの割合

血糖とは血液中に含まれるブドウ糖のこと

第13回 推定平均血糖値

HbA1cが6.5%のときの血糖値はどれくらい?

血糖コントロールがうまくいっているかを見るときに、HbA1cの値を参考にすることは多いと思います。
HbA1cは過去1~2カ月の平均血糖値の指標となりますが、具体的に血糖値として表すとどのくらいなのでしょうか?

血糖値と一言に言っても空腹時血糖値や随時血糖値など様々ですが、今回はHbA1cから過去1~2カ月の推定平均血糖値を求める式を紹介したいと思います。
推定平均血糖値は以下の式で計算できます。

推定平均血糖値(mg/dL)=28.7×HbA1c(%)-46.7

ですので、例えばHbA1cが6.5%の方であれば、
推定平均血糖値(mg/dL)=28.7×6.5-46.7
となり、推定平均血糖値は約140mg/dLであることがわかります。
同じようにして、以下のHbA1cの値で推定平均血糖値を計算してみましょう。

HbA1c(%) 推定平均血糖値(mg/dL)
6.0 126
6.5 140
7.0 154
7.5 169
8.0 183

このようにして計算式を用いることで、自分の平均血糖値がおおよそどれくらいか知ることができます!
あくまで推定であり診断などに関わるものではないので、参考程度に使用してくださいね。
参考文献:ADAG Studyの報告(Nathanら、2008)